初詣客ぶるる9万人 三が日観光施設はにぎわう
update 2013/1/5 10:50
三が日の道南は断続的に雪が降り、あいにくの天気となった。主要12カ所の神社に訪れた初詣客は約9万1700人で、雪と寒さの影響から前年に比べ約3万4000人減少した。一方、主要観光施設は元日からの営業が定着し、外国からのツアー客らでにぎわった。スポーツ施設は昨年並みの人出だった。
■初詣
道警函館方面本部のまとめでは、道南での三が日の初詣客数は知内町の雷公神社(前年比40人増の540人)を除き、軒並み減少。函館市内は函館八幡宮が3万500人(同1万500人減)、亀田八幡宮が3万人(同1万6000人減)、湯倉神社が2万2200人(同6300人減)。函館以外では、江差町の姥神大神宮が3600人(同100人減)、今金町の今金八幡神社が870人(同630人減)などとなった。低温と2〜3日の吹雪が影響したようだ。
■観光施設
函館山ロープウェイは、3日間合わせて前年比278人増の1万1174人が搭乗。「天候は良くなかったが視界不良にはならなかったので、多くの観光客に夜景を楽しんでもらえた」(同社)。五稜郭タワーの利用者は4398人で前年をわずかに下回ったが、恒例となった1日の早朝営業には、昨年より多い466人が訪れ、展望台から初日の出を拝んだ。
主要施設の元日からの営業は観光客に好評。今年から始めた金森赤レンガ倉庫、昨年に続いて行った旧イギリス領事館、箱館奉行所もにぎわった。
■スポーツ施設
七飯町大沼のスキー場、函館七飯スノーパークの利用者は約3500人と例年並み。2日から営業を開始した函館市民スケート場は、2日が904人、3日は651人で、前年に比べやや減少した。同スケート場は「市外の小中学生が来場している一方、今季から市内を走るシャトルバスがなくなった影響もあるようだ」と話している。
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