思い思いの言葉力強く…親子書初め大会
update 2013/1/3 14:42
第16回函館新聞社「新春親子書き初め大会」(函館新聞社、実行委員会主催、石田文具共催)が2日、函館新聞社(函館市港町1)3階ホールで開かれた。参加者は力強い筆運びで新年への思いをしたためていた。
函館市内・近郊の幼児から一般まで30人が参加。主催者を代表して小笠原金哉社長が「干支の“巳”には金運や知恵の象徴の意味がある。みなさんも思いを込めて書き初めに挑んでほしい」とあいさつ。同実行委の澤田蒼岳さんは「書道を通じて集中力や表現力を高めていってほしい」と話した。続いて書道家の吉川海夏さんによる模範となる揮毫(きごう)では、2本の筆を使った大胆な筆運びで「元日を地球が廻る元日も」と「蛇」が書かれた。
書き初め大会では、それぞれが自分の思い思いの言葉を書き上げていった。昨年に続き2回目の参加となる吉田千桜君(函館附属小2年)は「うめ」の文字を、紙からはみ出しそうな勢いで元気いっぱいに書いていた。吉田君は「筆で書くのはとても楽しい。自分が納得いくまで頑張りたい」と意気込んでいた。
書き初め大会の作品は、3日から14日まで、同社1階ギャラリーで展示されるほか、本紙紙面でも紹介される。
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