商業、観光施設で元日営業
update 2013/1/3 14:42
函館市内では元日から営業を開始する商業施設や観光施設が増えている。今年から元日営業を行った金森赤レンガ倉庫の各施設(函館市豊川町、末広町)には、普段と変わらぬ観光客が詰めかけ、にぎわいをみせていた。
金森赤レンガ倉庫では「BAYはこだて」「金森洋物館」「函館ヒストリープラザ」の主要施設を初めて1日から営業。先着500人には縁起物の干支(えと)キーホルダーをプレゼントした。31日に函館入りしたという東京の迫田文秀さん(62)は「去年まで営業していなかったというのは驚き。せっかく函館に遊びに来ても、赤レンガ倉庫が休みだったら心残りだった」とほっとした様子だった。
また昨年から元日開館を行った函館市の主要観光施設、箱館奉行所(五稜郭町)、旧函館区公会堂(元町)、旧イギリス領事館(同)にも順調に観光客が訪れていた。
旧イギリス領事館には179人が来館し昨年の約50人を大幅に上回った。東京から家族で訪れた橋口昌一さん(54)は「子どもが昨秋に修学旅行で函館に来て、すごくよかったと言っていたので、はじめて遊びに来た。元日から観光施設が開いているのがとてもありがたい」と話していた。
箱館奉行所は約200人(昨年約300人)、旧函館区公会堂は約150人(同約180人)と、ともに昨年を下回ったが、箱館奉行所では「(昨年は)初めて元日営業するということで大きなニュースになったが、今年は冬場の通常の来館者数に戻った」とみている。
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