大間原発反対 市民団体アピール

update 2012/12/24 10:30


 大間原発(青森県大間町)の建設阻止を訴えるイベント「あるいて、うたって、みんなでとめる大間原発!」が23日、函館市地域交流まちづくりセンターなどで開かれた。今回初めて、津軽海峡越しに同原発を望む大森浜で「STOP大間原発」の文字を並べて写真を撮影。衆院選道8区で初当選した自民党の前田一男さんに手紙を添えて届け、市民の思いをアピールする。

 市民団体「バイバイ大間原発はこだてウォーク」が主催、11月25日、今月8日に続いて3回目。ウオークには約60人が参加した。

 豊川町を出発、銀座通りを通って宝来町の大森浜まで約1・5`を「原発いらない」「子どもを守れ」などと声を上げてデモ行進。到着後、8枚のプラカード(1枚1b×70a)を掲げ、全員で写真に収まった。

 大間原発訴訟の会代表の竹田とし子さん(63)は「総選挙ではどの候補も大間原発反対を訴えていた。当選者は市民の思いを重く受け止め、中央にしっかり伝えてほしい」、市内東山の無職、西堀滋樹さん(63)は「原発を止められない社会システムを変えるために、声を上げていくことが大事」と話していた。

 手紙は、具体的プランを示すよう求める内容とし、24日にも前田さんに手渡す予定。

 同センターでは、ウオーク中も反原発の音楽ステージが繰り広げられた。

提供 - 函館新聞社


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