農協ラーメン新登場 JA新はこだてが発売

update 2012/12/5 10:47


 【北斗】JA新はこだて(畠山良一組合長)は4日、桧山南部3町(厚沢部、江差、上ノ国)産の春まき小麦「春よ恋」を使った「農協ラーメン」を新発売した。麺のモチモチ感とのどごしの良さが特徴で、あぶり風味の塩味が食欲をそそる。

 同JAファーマーズマーケット「あぐりへい屋」(北斗市東前、工藤寛生店長)で、店頭販売を始めた。市特産のトマトを使った新スイーツ「ゆいっこソフトアイス トマトミックス味」に次ぐオリジナル商品第2弾。「麦チェン」を身近に感じてもらうため、通常1袋(120グラム×2食)420円を今月いっぱい370円で提供する。

 また、同店内ではラーメンとご飯「ふっくりんこ」のセットが450円で食べられる。ご飯はお替り自由。

 原料手当てが難しいことや販売価格などを考慮し、「春よ恋」を3割使用、残りは外国産。それでも道南産春小麦を使用した商品は希少価値が高いという。江別製粉と日の出製麺(市内萩野、宮川照平社長)が協力した。

 この日は、同店で桧山南畑作振興会小麦生産部会(40戸)の角田幸紀部会長(45)=厚沢部=ら約15人が集まりお披露目会があった。角田さんは「商品の誕生で小麦を作る意欲が沸いてくる。桧山の飲食店でも、地元産小麦を使ったラーメンを提供できれば」と話していた。

 問い合わせは同店電話0138・77・7779へ。

提供 - 函館新聞社


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