函館のお薦め 車内に展示…「ひかりの電車」きょうから運行
update 2012/12/1 10:11
函館市企業局交通部は1日から、車体にLEDの電飾をちりばめた「ひかりの電車」(2002号)の運行を開始する。クリスマスムードを高めるリースやリボンなど装飾も施され、冬季観光を盛り上げる。車内では、市民が函館の魅力を絵や文字で紹介したカードを展示するデザインプロジェクト「あなたのとっておき教えて!」がスタートする。
同プロジェクトは、公立はこだて未来大大学院システム情報科学研究科修士2年の三島佳さん(23)の研究の一環。8月に開かれた函館市電の活性化策を考える「デザインワークショップ」でのアイデアを基に、市電車両を使った参加型デザインの手法として、同部職員や学生、一般市民を交えて企画した。
カードは▽函館ってどんな街?▽函館のステキなもの・ことは?|の2つのテーマを設定。初回掲示分は10〜80代の市民がかかわった55枚で、お薦めスポットを最寄りの電停名やイラストを入れて紹介するなど、とっておき情報≠自由に表現している。
三島さんは「市民目線でガイドブックには載っていない函館の魅力を発信してもらう取り組み。電車に乗り合わせた市民と観光客が言葉を交わすきっかけになれば」と話している。改行 展示カードは随時、更新予定で、市地域交流まちづくりセンターと市青年センターに応募用デスクを設置。1月末まで車内で展示する。「ひかりの電車」は1日5〜6往復程度運行。2月末まで。
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