イルミナシオン映画祭開幕
update 2012/12/1 10:11
「第18回函館港イルミナシオン映画祭」(実行委主催)が30日開幕し、金森ホール(末広町)でオープニングイベントなどが行われた。会場にはこの日を待ちわびた約110人の映画ファンが詰めかけ、銀幕の祭典を満喫した。
開会式に先立ち、函館の街を舞台にした作品「尋ね人」を上映した。死期を悟った母から「姿を消した昔の恋人の消息を調べてほしい」と願いを託された娘が、戸惑いながらも50年間の足跡をたどっていく物語。
上映後には同作品のメガホンを取った篠原哲雄監督、美術監督の小澤秀高さん、撮影監督の上野彰吾さん、出演俳優の満島真之介さんの4人がステージに登場。函館の思い出や撮影時のエピソードを語り、会場を沸かせた。
開会式で米田哲平実行委員長が「皆さんの支援のおかげで18回目を迎えることができた。3日間の映画祭を楽しんでほしい」とあいさつ。シナリオ大賞の表彰式も行われ、グランプリ(函館市長賞)の斉藤清貴さん(静岡)、準グランプリの蟹元依子さん(千葉)、審査員奨励賞の田森潤也さん(札幌)が表彰を受けた。
その後のオープニングパーティーでは、観客やゲストが参加。映画祭ディレクターで、歌手のあがた森魚さんのライブを楽しんだ。
映画祭は2日まで、金森ホール、函館山山頂・クレモナホール、市地域まちづくりセンター内・十字街シアターの3カ所で約50作品が上映される。
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