修道院への道、キャンドルで幻想的に
update 2012/12/26 10:00
【北斗】トラピスト修道院(三ツ石)へ通じる並木道を手作りのアイスキャンドルでともす「ローマへの道冬物語」(実行委主催)が24日、同並木道で開かれた。同並木道を「ローマへの道」と名付けたのを契機に石別地域の住民などが中心となって企画したイベントで、8月に続く開催。大勢の来場者が幻想的な雰囲気を楽しんだ。
並木道に並べたキャンドルは約300個。うち200個は実行委のメンバーや地域住民らが牛乳パックなどを利用し、手作りの氷の器を完成させた。運営には市やシーニックdeナイト2013実行委員会が協力。
イベントが始まった午後5時すぎは氷点下の気温で、来場者は白い息を吐きながらスタート地点の北斗石別中学校前から修道院へ続く約1`の一本道を歩き、時折、立ち止まってほんのりとともる明かりを見ていた。
同中学校前では、大野農業高校のブドウで醸造したワインが30ボトル限定で販売され、完売。トマトビーフシチューや特製おでん、ココアなどの売り場もあり、来場者は好みのメニューを買い求め冷えた体を温めた。
家族そろって来場した函館東山小5年の斉藤慎太郎君(11)は「すごくきれい。冬の思い出になります」と笑顔。実行委の山田淳一委員長は「子どもたちや若い人の心に残るイベントにしていきたい」と話していた。
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