ふくしまキッズ 冬プログラム始まる
update 2012/12/24 10:29
福島第一原発事故後の影響に不安を抱える福島県内の子どもたちを対象とした自然体験活動「ふくしまキッズ冬プログラム」が23日、スタートした。七飯町大沼を拠点とするプログラムには79人が参加。30日まで、雪遊びや民泊体験を行う。
同事業は昨年夏から、学校の長期休暇ごとに開催。福島県を出発した子どもたちは23日午後にJR函館駅に到着。列車を降りた子どもたちは寒さも気にせずに雪景色を喜び、ボランティアスタッフとの再会を喜んだ。道内では、大沼のほか空知管内三笠市でも事業が行われ、函館駅から札幌行きの特急に乗り換えて出発した子どもたちも。
いわき市から参加した小学4年生の竹田洋陸(ひろむ)君は「大沼は3回目。ふくしまキッズでできた友達とまた会えてうれしい。雪遊びが楽しみ」と笑顔で話していた。受け入れを担当する大沼ふるさとの森自然学校の穴沢剛行さんは「大半がリピーターの子どもたちで、期待感が大きい。冬の北海道を思いっきり楽しんでもらえたら」と話していた。
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