北洋銀、青森銀と連携へ
update 2012/12/22 10:57
北洋銀行(札幌市)は21日、2015年度の北海道新幹線開業を見据え、青森銀行(青森市)と連携協定を締結すると発表した。両行が連携し、取引先企業を結び付けるなどして道南を中心とした北海道と青森両地域の経済、産業振興や地域活性化を目指す。
青函圏の活性化を目的に金融機関が連携協定を結ぶのは初めて。協定には@取引先企業の交流促進A販路拡大支援B海外事業展開支援C北海道、青森における観光振興支援―などを盛り込んでいる。
具体的には、交流会などを開き、企業にビジネスマッチングの機会を提供するほか、それぞれの地域に進出する企業に対して情報提供などを行う。また、海外進出支援にノウハウのある北洋銀が青森の企業からの相談を受けることなども想定している。
観光振興支援では互いに観光PRで協力する。北洋銀では「青森に近い道南地域には14の支店があり、青函連携の重要な拠点となる」としている。販路拡大では東京での商談会を開くことなども計画しているという。
北洋銀は「新幹線開業で北海道と青森は時間的な距離が短くなることから、企業間の交流は盛んになる。地域のトップバンク同士が連携することでその手伝いをしていきたい」と話している。
調印式は26日に北洋銀の石井純二頭取と青森銀の浜谷哲頭取が出席し、青森銀本店で行う。
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