「タマフクラ」カレーやスイーツ堪能…試食会
update 2012/12/19 11:25
道南が栽培適地の超大粒大豆「タマフクラ」を使った新商品・メニューの試食会(ノース技研主催)が18日、道立工業技術センターで開かれた。絶品カレーやスイーツが登場、北海道新幹線開業を見据え商品化の可能性を探った。
生産者や渡島総合振興局、JA新はこだてなどから約30人が参加。カレーは函館市内9店舗が出品。かつお節とコンブのだしにタマフクラのほか、ダイコン、ニンジン、レンコン、ゴボウなどの野菜のみを使ってヘルシーに仕上げた「寿々半(すずはん)」(本町)のカレーなどに舌鼓を打った。新商品は、パウンドケーキや大福など4社6品を味わった。
八雲町東野の生産者、倉知善一さん(50)は「食感はあるが、豆にカレーの味がもっと染み込めばおいしくなる。地元飲食店でタマフクラを使ってもらうのはうれしい」と話していた。
商品改良を重ね、来年2月に札幌で開かれる「食クラ・フェスタ」(食クラスター連携協議体主催)への出展を目指す。道の本年度「食クラスター多角的連携促進事業」で、同振興局がノース技研(布村重樹社長)に委託。生産、製造、販売が連携して新たな商品開発を進め、豆の販路拡大やブランド化を図る考え。
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