料理持ち寄り交流 「桧山農村女性フォーラム」

update 2012/12/15 09:49


 【乙部】地域を支える女性農業者の自主学習会「桧山農村女性フォーラム」が14日、乙部町内で開かれた。80人が参加し、料理の試食や講演、情報交換で交流を深めた。

 農産物の加工・販売などに励む「桧山農村女性グループネットワーク『花埋(はなうず)み』」(村本洋子会長)、桧山振興局の主催。活力ある農業・地域づくりと女性農業者の経営参画を掲げて企画した。

 会場には、参加者が持ち寄ったきんぴらごぼうや野菜サラダ、豆腐の塩麹(こうじ)漬け、米粉のケーキなどがずらりと並び、調理法や工夫点などを紹介。乙部町漬物研究会の小田花江会長(64)は五目御飯を説明し「農作業が落ち着く3月に、メンバーで乙部の野菜を持ち寄っては具を小分けにして繁忙期に活用している」。JA新はこだて熊石支店女性部の加藤千恵子部長(60)は、鹿肉のハンバーグづくりで「鹿肉だけだとぱさつくので、豚肉のひき肉などを合わせるととてもおいしくなる」とアドバイスした。

 講演では、道立工業技術センター主任研究員の吉岡武也さんが「賞味期限の設定方法」を、コンサルティング会社リープスの鈴木善人代表が「売れる商品づくり・加工品のデザイン」について語った。

提供 - 函館新聞社


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