大票田で支持訴え 衆院選 4氏各地で演説

update 2012/12/15 09:49


 第46回衆院選は16日の投開票まで残すところあと1日となった。道8区に立候補した民主党前職の逢坂誠二氏(53)、日本未来の党新人の北出美翔氏(26)、自民党新人の前田一男氏(46)、共産党新人の高橋佳大氏(53)=届け出順=の4候補は14日、大票田の函館市と近郊市町に狙いを定め、遊説や集会に力を入れた。15日は各候補とも市内を中心に遊説を繰り広げ、午後8時前に最後の訴えを行う。

 逢坂氏は14日、北斗市と七飯町を中心に遊説を繰り広げた。同日夜の函館市本町交差点での街頭集会では「相当競り合っている。日本の将来を考え、何としても勝たなければならない」と声を張り上げ、追い上げムードを加速させた。

 15日は午後7時45分から五稜郭町の選挙事務所前で最後の訴えを行う。

 北出氏は函館駅前での街頭演説を皮切りに、午前中は大門地区や十字街周辺などで活動。午後5時には市民らでにぎわうクリスマスファンタジー会場に出向いた。陣営幹部は「残りわずかだが、最後まで頑張りたい」と話す。

 15日は午後7時40分から若松町の選挙事務所で最後の集会を開く。

 前田氏は函館市内を中心に遊説を展開したほか、七飯町でもマイクを握った。夜は北斗市内の2カ所で個人演説会を開き、支持を訴えた。陣営では「有権者の反応はいい。最後まで出会った人に声を掛けていきたい」としている。

 15日は午後7時45分から松風町の選挙事務所前で最後の訴えをする。

 高橋氏は湯浜町や五稜郭町、中道など市内を重点的に回り、政策と支持拡大を力強く訴えた。陣営幹部は「終盤にかけて共産党の訴えはだいぶ浸透している実感はある。最後まで有権者に政策を訴え抜く」と話している。

 15日は午後8時前に日乃出町の選挙事務所前で最後の訴えを行う。

提供 - 函館新聞社


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