8010号納入、市電が新型で復活
update 2012/12/14 09:36
空飛ぶ電車導入!?|。函館市企業局交通部がアルナ車両(大阪府摂津市)に発注していた「8010号車」の車体が13日、駒場車庫に到着した。大型トレーラーから慎重に積み下ろす作業が行われ、真っ白な車体が冬空に浮かんだ。調整を経て、来年1月からの営業運行を予定している。
老朽化した「811号車」(1965年製)の台車を転用する車体更新車。「8000形」車両は10台目で、4月に運行を開始した「8009号車」に続いての導入となった。経費は約8500万円と新車の半額以下に抑えた。
当初、10日に市電ファンを集めた納入イベントを企画したが悪天候の影響で中止となっていた。広告入りのカラー電車として利用する予定で、広告主を募集している。
今回の車体更新で昭和40年代以降、主力車両として活躍した「800形」車両は「812号車」を残すのみとなった。事業課の石村義明課長は「個人的には800形の車両が少なくなることに寂しさはあるが、新しい車両を多くの市民や観光客に利用してもらいたい」と話している。
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