「救済に協力を」曹洞宗の青年僧侶ら托鉢

update 2012/12/6 10:07


 曹洞宗北海道第一宗務所第一教区の若手僧侶による歳末助け合い托鉢(たくはつ)が5日、函館駅前周辺地域で行われた。厳しい寒さの中、僧侶らは恵まれない人たちを救済するために道行く市民らに協力を呼びかけた。

 この日は函館市若松町の高龍寺音羽ホールに、曹洞宗の青年会である道心会(石田瑞紀会長)に所属する函館、七飯、北斗、木古内、松前などの45歳以下の僧侶22人が集まった。僧侶は素足にわらじを履き笠をかぶって托鉢に出発。お経を唱え、鈴を鳴らしながら函館朝市を通り、JR函館駅前を経由し松風町の電停付近まで回った。

 平日の午後とあって人通りは少なかったが、托鉢の姿を見て手を合わせる人の姿も多く見られた。

 道心会の宮下修文副会長は「毎年、この托鉢を行うことで身が引き締まる思いがする。みなさまからいただいたお金は、各自治体の社会福祉協議会に募金し、苦しんでいる人たちや恵まれない人たちのために有効に利用してもらいたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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