大物次々 応援ヒートアップ 野田首相、小泉氏来函へ
update 2012/11/28 10:13
12月4日公示の衆院選を前に、各党が応援弁士を呼ぶ動きがヒートアップしている。民主党は野田佳彦首相(党代表)が函館入りする一方、自民党は女性人気の高い小泉進次郎党青年局長と“大物”を投入。各党とも無党派層の掘り起こしや、選挙ムードの盛り上げに必死だ。
野田首相は12月1日に函館入りし、午前9時すぎに函館朝市を約30分視察し、同所で逢坂氏とともに街頭演説を予定。本町交差点でも街宣を行い、札幌へ移動する。
陣営は「野田首相の来函はインパクトが強く、選挙への関心、注目が集まる。8区が厳しい選挙区であり、逢坂氏を必要な人材として中央に送り込んでほしいと考えてくれているのだろう」とする。一方で、逢坂氏や道内他選挙区の候補がTPP(環太平洋連携協定)断固反対を掲げ、推進姿勢を見せる首相との齟齬(そご)も懸念される。
前田氏陣営は、公示前日の12月3日に小泉氏が函館入り。午後0時半から五稜郭タワーアトリウム、同1時からホテル函館ロイヤルで総決起大会を開く。
陣営は2会場合わせて2100人程度の来場を見込んでおり、選対幹部は「小泉氏は若い人に人気がある。支持者に加えて、次代を担う若い有権者に支持を訴える」としている。
北出氏の陣営は、29日午後3時から若松町で行う事務所開きで、国民の生活が第一の女性議員が応援弁士として来函を予定。
また、高橋氏陣営は25日に開いた決起集会に共産党の紙智子参院議員が駆け付けて、結束を強めている。
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