心和ます大黒天 新村青年団が山車人形を新調
update 2012/11/27 10:02
【上ノ国】上ノ国の新村青年団(岩坂弘樹団長)が新調した山車人形「大黒天」のお清めが25日、新村稲荷神社であり、「心和む表情のいい人形だ。大事に守りたい」と結束を誓った。
秋の例大祭で町内を巡行する山車人形で、この日の五穀豊穣を祝う新嘗(にいなめ)祭に合わせてお披露目された。費用は約200万円で、宝くじ財団の助成制度の採択を受け、桐などを材料に江差町の「人形社」の西海谷望さん(56)が3カ月かけて制作した。高さ2・3b×幅1・5bのサイズ。西海谷さんが手掛ける人形づくりは12年ぶりだという。
新村の山車は20年前に江差町から譲り受けたのを活用し、これまでの人形はわらで手づくりしたものだった。岩坂さん(43)は「前の人形も粗末にせず、しっかり拝んで処分する」とし「みんなの協力で最高の人形を迎え入れることができたことに感謝したい。この人形も住民のつながりを深めてくれるはず」と声を弾ませる。
西海谷さんも「いつか必要とされる時が来ると思い、10年以上前から桐を乾燥させて用意していた。縁があって新村の人形づくりに携われてうれしい」と話していた。
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