留学生35人が道南観光の課題探るツアー
update 2012/11/25 10:44
東日本大震災の影響で減少した外国人観光客を再び道内に呼び込もうと、観光地の課題を探るツアーが23、24の両日、函館近郊で行われた。札幌の大学に通う6カ国35人の留学生が道南の魅力を体験した。
北海道運輸局の主催。外国人観光客の受け入れ環境を整えるため、道内各観光地の魅力を知ってもらい、参加者には母国へ情報を発信するサポーターとしての役割を担ってもらう。10月から道内7コースで順次開催され、「はこだて観光圏」では「食づくり王国みなみ北海道≠フ魅力再発見ツアー」として実施。朝市でのイカ釣り体験など、さまざまなグルメを満喫した。
23日に市内のホテルで開かれた意見交換会では、市観光振興課の小笠原聡課長が「函館は古くから世界に向けて港を開いた街。函館を楽しんで、皆さんの国に発信して」と述べ、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に紹介された実績や、婚前写真の撮影地としての魅力などの取り組みを紹介した。
函館を訪れるのは3回目というポーランド出身の男性は「冬と夏にも来たが、季節によって変わる景色が魅力的。函館を訪れる観光客にはいろいろなチャンスがある」と話した。中国の男性は「路線バス内で、観光スポットやレストランの情報を外国語でアナウンスしてくれたら便利」などと話していた。
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