スケトウダラ初水揚げ
update 2012/11/21 10:07
【乙部】日本海・桧山沖のスケトウダラ延縄(はえなわ)漁が20日解禁となり、乙部漁港などに初水揚げされた。昨年の2倍の漁獲で、「サイズもまずまずの大きさで良かった」と浜は活気に満ちた。
「桧山すけとうだら延縄漁業協議会」(佐藤弘会長)は今季68隻の出漁。初日は乙部漁港から出漁した13隻が沖合約8`で操業した。
乙部船団は午前11時すぎに帰港し、家族らが出荷作業に汗を流した。八雲町熊石沖の海洋深層水で魚体を洗浄、氷漬けなどで鮮度保持も徹底する。関係者の努力でブランドを磨き、近年はチゲ鍋の高級食材として韓国でも人気だ。
松崎敏文・乙部船団長(54)は「(36a以上の)大サイズが多くて、予想以上のいい初水揚げ。寒くなるにつれて漁も最盛期となる。みんなで安全に十分気をつけて浜を盛り上げたい」と話していた。
ひやま漁協本所によると、乙部町と八雲町熊石の計3地区で37dの水揚げで、浜値1`149円。昨年の初日(18d)を大きく上回り、浜値も10円高かった。
道総研函館水産試験場によると、漁探調査では桧山全域の反応は昨年より少ないが、江差以北の分布は多く漁期前半は昨年を上回るか、昨年並みを見込んでいる。漁は来年1月末まで。
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