衆院選に向け、各自治体 準備急ピッチ
update 2012/11/20 10:11
衆院選(12月4日公示、16日投開票)に向け、各自治体は急ピッチで準備作業を進めている。まずは投票所と開票所の確保だが、函館市選管では開票所の市民体育館で当日予定している行事の時間短縮を、関係団体に要請した。各選管は立会人や開票業務従事者の確保、会場設営の諸準備、啓発などを進めていく。
函館市では、開票所の市民体育館で16日、市スポーツ少年団が主催する体力テストが予定されている。市選管は団体側と話し合い、開票の会場設営に時間がかかるため、終了時間を早めてもらうよう要請し、午後3時半までに会場を引き渡してもらうことで調整がついた。
同少年団によると、テストには600人以上の少年団員が参加予定で、当初は午後4時までの終了を予定していた。市スポーツ少年団の白木荘太本部長は「時間変更を周知した。昼休みを交代で取るなどし、午後3時までに終了したい」と話した。
また、投票所は115カ所設ける予定で、旧市内は主に学校、旧4町村は地域会館を活用する。市選管は「現段階ですべて承諾には至っていないが、確保できる見通し」としている。
北斗市は開票作業を行う市総合文化センター、市内31カ所ある投票所とも変更せずに確保できた。ただ、次世代の啓発を目的に行っていた、高校生による投票所の事務作業手伝いは募集を見送り、市選管は「今回のように急きょ決まると、協力要請や段取りが難しい。事務の遅れが出ないよう準備していきたい」とする。
七飯町の開票所となる町スポーツセンターは、もともと16日に大会予定などが入っておらず、投票所確保でも混乱はない。町は「準備期間が短いため、立会人の確保や選挙事務、当日の寒さ対策などやるべきことは多いが、集中して準備に臨む」と話している。
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