弥生小で開校130周年式典

update 2012/11/18 10:30


 函館弥生小学校(鳴海裕校長、児童219人)の校舎落成・開校130周年・統合3周年の記念式典が17日、同校で開かれた。全校児童や地域住民ら約400人が出席。節目を祝うとともに、新たな伝統を築くことを誓い合った。

 鳴海校長は同校の歴史に触れながら、「これまでの歴史と伝統を引き継ぎ、志を新たに、時代の要請に応える充実した教育活動を展開していきたい」とあいさつ。周年記念事業協賛会長の小笠原金悦さんは「新校舎で、子どもたちが心豊かに学校生活を送っているものと確信している。新たな歴史と伝統を創造していくことを願っています」と述べ、来賓として函館市教育委員会の山本真也教育長が祝辞を述べた。

 その後は全校児童が、一言ずつ、同校が歩んだ歴史や校舎での思い出などを発表。「輝く未来へ、みんなの力を合わせ、新たな歴史を作っていきたい」と呼び掛け、最後に「気球に乗ってどこまでも」を元気いっぱいに歌い上げた。

 弥生小は、1882年に開校し、西小は1970年に幸小と常盤小が統合して開校。2009年に弥生小と西小が統合し、新生・弥生小となった。築後70年の旧弥生小の校舎は老朽化により解体され、11年に新校舎が完成した。

提供 - 函館新聞社


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