花時計が冬ごもり
update 2012/11/16 10:05
函館市民会館(湯川町1)の前庭を華やかに彩り、市民らを楽しませてきた花時計が15日、今シーズンの運転を終了した。市文化・スポーツ振興財団の職員により針の部分が取り外され、半年間の冬ごもりに入った。
花時計は、同会館のオープンに合わせ1970年に設置。直径6・3bで3本の針が会館利用者らに時刻を教えている。今季は5月2日に運転を開始。春には5色のパンジー、夏にはベゴニアやインパチェンスと季節に合わせた花が文字盤に当たる部分を飾ってきた。
この日は午前10時から撤去作業を開始。2人の職員が慣れた様子で秒針、分針、時針の順で取り外していき、最後は真ん中の軸の部分にカバーを取り付けた。来春まで2色の葉ボタンを飾っている。
作業の途中には、春の運転開始セレモニーに毎年参加している湯浜保育園の園児らが散歩の途中で偶然立ち寄り「花時計さんお疲れさま」と手を振る姿も。
現在花時計が設置場所では、来秋から函館アリーナ(仮称)の建設が始まる予定で、市は花時計を移設する方向で検討している。
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