工事の安全願う 水産・海洋総合研究センター起工式
update 2012/11/16 10:05
函館国際水産・海洋都市構想の中核施設「函館国際水産・海洋総合研究センター」の本館棟起工式が15日、弁天町の旧函館ドック跡地で開かれた。関係者約55人が出席し、工事の安全を祈願した。
同センターは市や経済界が進めている同構想の拠点施設。8900平方bの敷地に本館棟や海洋調査研究棟を建設し、総事業費は約45億円。産学官連携による研究拠点として新産業の創出を図り、市民や観光客の体験学習も行う。
本館棟は鉄筋コンクリート造一部4階建て延べ7543平方bで、研究室や大会議室などが設けられる。来年春から本格着手し、2014年3月に完成、同6月の供用開始を予定している。
式には市関係者や、1工区・2工区を受注した共同企業体関係者らが出席。中林重雄副市長が鍬入れを行って安全を祈った。同副市長は「2003年の構想策定から着実に成果が出ている。入居する学術研究機関と企業が連携し、先端的で独創性の高い研究開発が期待できる」と述べた。
市は北大大学院水産科学研究院や北大水産学部、公立はこだて未来大学などと入居を前提に協議を進めており、最終的に公募で入居施設を決める方針。
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