ビジネス部門1級で満点…情報処理検定で函商高2年3人
update 2012/11/14 10:44
函館商業高校(難波繁之校長、生徒597人)情報処理科2年生3人が、このほど行われた第47回「情報処理検定試験」(全国商業高校協会主催)のビジネス情報部門1級で満点合格した。このうち佐藤彩香さん(17)はプログラミング部門1級でも満点を獲得。同協会によると、両部門を同時に満点合格するのはこの10年間で全国初という。
ビジネス情報部門は表計算ソフトを駆使したデータ分析の実技やビジネス情報に関する用語を問う筆記を、プログラミング部門は情報処理やプログラミング言語の用語を問う筆記を課す。同科全39人が受けたビジネス情報部門の満点合格者は、佐藤さんのほか、内村莉奈さん(17)、二本柳燎さん(17)。
同科では春から週8時間、情報処理の授業を展開。生徒は今回の試験1〜2週間前から午後7時まで講習も受け、基礎から応用まで徹底して問題に取り組んできた。佐藤さんは「自宅でも遅くまで勉強したせいか、寝不足になることも多かった」と振り返り「試験には平常心で臨んだし合格の手応えはあったけど、今回の結果には驚き。とてもうれしい」と喜んだ。
内村さんも「読解力が求められるも筆記問題もあったけど、しっかり対応できた」、二本柳さんも「先生方の指導が良かったからこその結果」と話した。今後は、来月に控える国家試験「基本情報技術者試験」の準備に専念するという。
教科を受け持つ谷口真一教諭は「満点対象者は解答の一字一句まで厳しく審査される。本当に良く頑張った」とたたえた。改行 全国の受験者数はビジネス情報部門3万874人、プログラミング部門1381人。満点合格者はそれぞれ13人、25人で、道内では函商高生の3人のみだった。
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