プロらがそば打ち伝授

update 2012/11/7 10:02


 函館調理師養成専門学校で6日、同校学生を対象に、そば打ち講座が開かれた。めん棒や包丁を巧みに使ってソバを作り、打ちたてのおいしさを全員で味わった。

 蕎麦の館「がびの」の野呂克巳館主と函館蕎麦打ち同好会「ふれあい」のメンバーが指導。粉の混ぜ方やめん棒で伸ばして畳み、包丁で切るまで一連の作業のコツを教えた。

 キタワセの石臼挽きそば粉を使用。講師らは「硬さは耳たぶくらい」「めん棒を握る時はネコのような手の形で」など助言。リズム良くそばを切る学生もいれば、一本一本慎重に包丁を入れる学生も。一連の工程を体験した後、「リズムよく切れず、ソバ打ちは難しい」などの声が上がり、出来あがったソバは全員で試食した。

 野呂さんは「水の量と均等になじませられるかがおいしいソバを作るポイント。乾燥して風味も味も落ちていくので、手早く作業することも大事」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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