もみ殻取った 小学生30人が体験

update 2012/11/5 10:14


 【北斗】NPO法人「NATURAS(なちゅらす)」(赤石哲明代表)の食育体験学習プログラムが4日、渡島農業改良普及センター(東前)などで行われ、市内近郊の児童約30人が昔ながらの手作業による脱穀を体験した。

 米作り体験を通して日本の食文化を学ぶプログラムで、5月の田植え、10月の稲刈りに続く体験学習。ホクレンショップのレジ袋削減運動にかかわる助成金を受けて実施した。

 脱穀作業は同センターの職員が指導に当たり、児童は庁舎内で米作りの過程を学習した後、体験へ。最初に稲わらを割り箸で挟んでもみ殻を取り除く作業をした後、今度は千歯と呼ばれる器具を使った作業を挑戦した。もみすり作業も、すり鉢にもみ殻を入れ、硬いボールですりながら玄米を取り出した。

 作業後は別会場で精米した米で調理をし、試食をした。田植え体験に続く2度目の体験という函館弥生小5年の小林正信君(11)は「(作業は)楽しい。お米への関心が深まった」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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