資源発掘 プロの視点で 旅行誌編集者招請ツアー

update 2012/11/5 10:13


 渡島総合振興局と青森県が主催する旅行誌編集者2人を招請したモニターツアーが4日から始まった。北海道新幹線の開業を見据えて、青函広域観光ルートのPRにつなげたい考えで、旅情報発信のプロの視点を交えて資源の掘り起こしを図る。

 ツアーは2泊3日の日程で、初日は、函館市縄文文化交流センターから鹿部町に入り、鹿部漁港ではチカ釣りを体験。夜には、北斗市のきじひき高原からの夜景を眺めた。5日以降は、江差町での町歩き、JR江差線の乗車などの後、青森に移動し、紅葉見学や伝統工芸体験などを予定する。

 「旅の手帖」の山口紀和さんは、新幹線開業効果は、交通アクセスの向上により周辺地域にも波及すると指摘。「個人の嗜好(しこう)を押さえたきめ細かさが観光地に求められている」と話す。また、「旅行読売」の福崎圭介さんは「地元の人には当たり前のことが、旅行者には魅力的に見える。眠っている資源の価値付けと地道なPRが必要」と話していた。

 青森県観光国際戦略局の佐藤満主幹は「新函館(仮称)開業は青森側にとって脅威でもあるが、飛行機やフェリーを組み合わせた交通手段の提供もできる。互いの良いところをつなげ、相乗効果が高まれば」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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