ななみつき本格販売
update 2012/11/2 09:52
【七飯】七飯産リンゴの期待の星≠ニ称される「ななみつき」について、七飯町果樹組合(成田悌一組合長、31戸)は、専門部会(宮田宏之部会長、15戸)を立ち上げ、今年産から本格販売に乗り出す。JA新はこだて(畠山良一組合長)に出荷し、厳選した果実だけを「ななみつき」として販売、高級ブランド化を狙う。 品種に特化した部会設立は組合初で、懸ける期待が大きい。対外デビューを果たした昨年産は庭先販売が中心だったが、今年産から高値で売れるように販売をJAに任せる。同JA七飯基幹支店を通じ、函館や札幌の百貨店を主体に販売する。
1日には、大中山のななえ農産センターで出荷協議会が開かれ、部会に加入する農家ら約15人が参加。受け入れ基準を1玉280c以上、収穫期を今月6〜13日とすることなどを決めた。化粧箱(3`入り)で出荷するほか、販売促進用のポスターやPOP(店頭広告)、リーフレット、のぼりも作製する。
実際に持ち込んだ果実の糖度を計測すると、平均15度以上あり、自信を持って販売できることを確認。宮田部会長(50)は「暖かい日が続いたので色づきがやや遅れたが、甘く仕上がっている」と話す。
ななみつきは黄色品種で、実に赤みが差し、蜜が入って甘みが強い。昨年11月に函館市内のスーパーで販売したところ、1個300円で即日完売した。昨年産は約1fで約2万個が収穫できたという。
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