JR+バス+市電 乗り放題周遊パス発売
update 2012/11/2 09:51
JR北海道と函館バス、函館市企業局交通部などは1日、列車とバス、市電が2日間乗り放題になる周遊パス「はこだて旅するパスポート」の発売を開始した。期間は来年2月末までの4カ月間で、函館、北斗市、七飯、鹿部、森町の2市3町を自由に周遊することができる。2015年度の北海道新幹線新函館開業をにらんだ取り組みで、函館到着後の2次交通の整備が狙いだ。
道南18市町が滞在型の観光地づくりを目指す「はこだて観光圏」の実験的な事業。3事業者が連携して共通周遊パスポートを発行するのは今回が初めて。
料金は大人3000円、子供1500円。JRが函館―森間、五稜郭―渡島当別間(普通列車自由席)。函館バスは、函館市内全線と上磯線や鹿部駅線など。市電は全線が対象。そのほか、津軽海峡フェリーは運賃が20%引きになる特典もある。
事業の中心を担うのは函館コンシェルジュセンターと津軽海峡フェリー。津軽海峡フェリーは「青森側にも周遊パスポートがあり、将来的には青函の連携も目指したい」とする。
同センターの小林功事業部長は「利用者の反応を見ながら今後の在り方を探っていきたい」と話している。パスはJR北海道函館支社管内の主要な駅と旅行センターで発売している。
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