「ナッチャンレラ」売却

update 2012/11/2 09:50


 津軽海峡フェリー(函館市港町3、石丸周象社長)が、2008年まで函館―青森間で運航していた高速船「ナッチャンRera(レラ)」(1万712d)を台湾の港湾関係の企業に売却したことが分かった。

 レラは、東日本フェリーが07年9月に就航させた双胴型の旅客フェリーで、津軽海峡を最短2時間で結んできた。08年5月には姉妹船「ナッチャンWorld(ワールド)」も就航した。

 燃料費の高騰や利用客の伸び悩みから、東日本フェリーは08年11月1日から運航を休止。東日本フェリーの青函航路撤退後はグループ会社の道南自動車フェリー、社名を変更した津軽海峡フェリーが引き続き所有し、2隻の売却先を探していた。

 同社によると、売却先は台湾の港湾関係企業WAGON社。昨年から売却を打診し、今年に入り、交渉が具体化したという。売却は10月16日付で、引き渡しもすでに終えている。売却額は非公表。

 同社はワールドについて「今後もリースを含め、より良い条件の売却先を探していく」と話している。

提供 - 函館新聞社


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