青函連携し企業交流を推進、商工会議所
update 2012/11/1 09:46
2015年度の北海道新幹線開業を見据え、函館商工会議所と青森市の青森商工会議所は本年度から、青函両地域の企業同士が連携を図る「会員事業所パートナーシップ支援事業」を開始する。互いに技術を補完し合ったり、商品開発を進めたりして、ビジネス面での交流を活性化させるのが狙いだ。
函館市と青森市は1989年に「ツインシティ」の提携を結んで以来、行政や民間レベルでの交流を進めてきたが、経済やビジネス面で交流の成果を挙げるには至っていなかった。
そこで、新函館開業をビジネスチャンスととらえた青森側が、同事業による新しい経済交流を模索。函館市内で23日に開かれた両会議所の青函圏合同委員会で函館側に提案し、両者が事業を実施することで合意した。
想定するのは、互いに技術を持ち寄り、新商品の共同開発や販路開拓など。来年2〜3月には1回目の商談会を函館市で開催する予定で、青森側の企業10社程度が参加し、函館の企業に事業を提案したり、自社製品をPRする。今後、年1回のペースで両市交互に商談会を開くという。
函館商工会議所では「これまでの協力関係よりも一歩踏み込んだ交流であり、企業同士が目的を持って進んでいくことに期待したい」としている。
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