鍵谷投手は日ハム 七飯中卒、ドラフト3位指名
update 2012/10/26 09:59
【東京】プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が25日、東京都内のホテルで開かれ、七飯中卒の鍵谷陽平投手(22)=中央大4年=が北海道日本ハムファイターズに3位で指名された。道南関係の選手でドラフト指名されたのは、函館亀田中卒の又野知弥選手(東京ヤクルトスワローズ)以来2年ぶり。
同中卒後は札幌・北海高に進学。2008年夏、エースとして9年ぶりに同高を甲子園へ導いた。中央大では2年の春に初登板し、4年生の今年は主戦として東都学生春季リーグに登板。1勝4敗ながら防御率1・94と結果を残した。
身長180a、体重80`。球速MAX152`で、常時140`台の直球を投げ、パームなどブレーキの利いた変化球で緩急をつける本格派右腕。高校時代からプロ球団に注目され続け、幼少からの夢を見事にかなえた。
本紙の取材に対し鍵谷投手は「地元北海道の球団に指名されてうれしい。できるだけ早く札幌ドームでプレーする姿を見せたい。これからも真摯(しんし)に取り組んでいきたい」と心を落ち着かせて飛躍を誓った。
自宅でテレビで指名を見守った父・幸一さん(54)は「指名いただけることは本人の努力もあるが、これまで支えてくれた多くの方々に感謝したい」と感慨深げに語った。
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