開通控え仕上げ作業 大沼公園−森IC
update 2012/10/26 09:59
【森】ネクスコ東日本北海道支社は25日、11月10日開通の道央自動車道の大沼公園インターチェンジ(IC、森町赤井川)|森IC(森川町)間9・7キロの工事現場を報道陣に公開した。全国初採用の「ワイヤーロープ式防護柵」の設置も終わり、開通に向け、仕上げの作業が進められている。
新型防護柵は、ババ沼川橋と尾白内川橋の間の分離2車線区間の1・6キロに渡り設置。支柱間に張った5本のワイヤで、事故車両の衝撃を緩和し、反対車線への飛び出しを防止する。ワイヤや支柱の取り外しが容易で、早期の復旧作業が実現できる。
同社は、八雲IC構内で防護柵の取り外し訓練を行うなど、運用に向け準備中。同社は「冬期間の維持管理など課題はあるが、良好な結果が出れば全国に広まっていくのでは」とする。 このほか、大沼公園IC出口に設置された逆走車防止対策や、アスファルト舗装材に混ぜたホタテの貝殻粉末の使用状況などを公開した。函館工事事務所の渡辺将之所長は「昨年の森ICの開通に続き、道央と道南がより近くなる。地域間交流が盛んになり、北海道の発展にお役に立てれば」と話していた。
大沼公園ICは、11月10日午後3時に開通。開通に先立ち、グリーンピア大沼で開通式や祝賀会、本線上でのパレードが行われる。
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