豊かな海へ、恵山地区で苗木500本植樹

update 2012/10/25 09:53


 水産資源の豊かな海を育もうと、山林に樹木を植える「恵みの森づくり植樹会」が24日、函館市柏野町の市有地で行われた。恵山地区の小学生や漁業関係者ら約150人が参加し、ミズナラなど広葉樹の苗木500本を植えた。

 水産資源の枯渇を防ぐため、合併前の東部旧町村がそれぞれ行ってきた植樹活動を市が引き継ぎ、2005年度から全市的に行っている。昨年からは児童らが山で拾い集めたドングリで苗木作りも手掛けている。

 植樹場所の市有地(0・25ヘクタール)は、昨年度も植樹したが、エゾシカによる食害が目立つため、今回は市有地の周囲を高さ約2bの防護ネットで覆った。苗木はミズナラ220本、カシワ230本、クリ50本を用意した。

 この日はえさん小5、6年生や市内5漁協の関係者らが参加。子どもたちが「きれいな空気にしてください」などと書いたメッセージ入りの紙製ポットを土に植えた。同小5年の九村未夢(みゆ)さんは「山と海がつながり、自然が豊かな恵山になってほしい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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