道南自慢の味覚 大手百貨店でPR…来月、阪急うめだで
update 2012/10/24 10:10
道南産品が今秋、東西を代表する大手百貨店での北海道物産展に相次いで登場し、ファンから注目を集めている。阪急うめだ本店(大阪)の物産展(11月14〜20日)では、初めて「道南特集」を組んで「王様しいたけ」を目玉に据える。東武百貨店池袋店(東京)での道南野菜特集も、好評のうちに終了。北海道新幹線開業に向け、大都市からの観光客誘致につなげる起爆剤となりそうだ。
西の横綱″繼}うめだ本店の道南特集では、王様しいたけを中心に、食材に使ったシューマイや握りずし、メンチカツなども販売する。リニューアルする同店のグランドオープン(11月21日)を記念した企画で、膨大な入り込み客数が予想される。
一方、全国一の北海道物産展売り上げを誇る東武池袋の野菜特集(9月20日〜10月2日)には、道南の有機栽培カボチャ「くりりん」、新ジャガ「メークイン」、超大粒大豆「タマフクラ」の枝豆、王様しいたけが出展。桁外れの味が首都圏の消費者を魅了し、道産品の良さを際立たせた。
これらの産品は、渡島総合振興局などが函館市で開いている「道南食と観光ブランドフェア」(今年は22日に開催済み)に訪れたバイヤーの目に止まったのが共通点。単なる道物産展ではなく、地域特集や一次産品への特化などの仕掛けにより、お客を飽きさせないことを目指す百貨店側の思惑とも合致している。
同振興局は「道南に来て食べてもらうためのきっかけづくり。百貨店はアピール効果が大きく、手応えは十分」(食と観光振興室)としている。
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