道南の食ブランド確立へ、道が相談会と見本市

update 2012/10/23 10:17


 地域の食の販路拡大とブランド化を図ろうと、渡島総合振興局と桧山振興局は22日、函館国際ホテル(大手町)で「2012道南食と観光ブランドフェア」を開いた。生産者や食品加工業者が、道内外から集まった目利きのバイヤーから商品改良のアドバイスを受けたほか、地元での消費、利用拡大に向け飲食店やレストランに売り込んだ。

 2015年度の北海道新幹線開業を見据えた事業で、フェアは今年で5回目。これまではバイヤーからアドバイスを受ける個別相談会だけだったが、初の試みとして、地元飲食店にPRする「道南産品見本市」も開いた。

 見本市には食品加工業者など42社が出展。ブースには農産物や菓子、水産加工品などがずらりと並び、来場した流通関係者や地元のレストラン、飲食店の関係者にアピール。

 来場した本通のイタリアンレストラン「ステラ」の小坂龍巳さんは「知らない農産物があり、すぐにでも料理に使えそう。地元の食材を知るいい機会になった」と話していた。

 一方、個別相談会で地元業者はバイヤーと面談。パッケージや量、販売戦略などのアドバイスを受けた。渡島総合振興局商工労働観光課の鈴木一弘課長は「バイヤーの意見を参考にして、商品を全国にどんどん発信していってもらいたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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