開通前の高速道歩いて絶景満喫 道央道「森―大沼IC」

update 2012/10/22 09:34


 【森】来月10日に道央自動車道の森IC(インターチェンジ)―大沼公園IC間が開通するのを記念して「秋の絶景を歩こう2012」(道央自動車道森地区開通記念イベント実行委員会主催)が21日、グリーンピア大沼などで開かれた。開通前の高速道路本線上を歩くイベントも行われ、親子連れなどが秋晴れの中、貴重な体験を楽しんだ。

 グリーンピア大沼会場では、森町の郷土芸能、オニウシ太鼓と砂原権現太鼓の演奏でイベントがスタート。「道南グルメまつり」と題し、水産加工品やリンゴ、カボチャなど森町と七飯町の特産品が販売されたブースは人だかりができる盛況ぶり。このほか、高速道路の運転シュミレータや、高所作業車の体験搭乗が親子連れの人気を集めていた。

 一方、高速道路本線上の会場では、往復約6`を歩くことができるイベントを開催。この日は晴天に恵まれ、参加者は秋の景色を楽しみながら真新しいアスファルトの上を歩いた。

 木古内町の澤口秀雄さん(88)は「七飯のリンゴを試食してみたらとても美味しく、安かったので買った」と笑顔。高速道路を家族で歩いた森町の小学5年生、福田匠真君(11)は「(大沼公園ICオープン後は)しばらく高速道路の開通はないので楽しみに来た。普段陸上で鍛えているので大丈夫」と余裕の表情だった。

提供 - 函館新聞社


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