色づく紅葉 夜に浮かぶ…香雪園で試験点灯
update 2012/10/19 10:06
道内唯一の国指定文化財名勝庭園である香雪園(函館市見晴町、見晴公園)で20日から紅葉のライトアップが始まるのを前に、18日に照明の試験点灯が行われた。樹木はまだ青みが目立つが、秋の夜に幻想的な空間が浮かび上がった。
ライトアップは2008年に試験的に企画し、翌年から市や市住宅都市施設公社が本格実施。今年は照明を昨年より4基多い28基用意し、人気の散策路「カエデ並木」や園亭、温室などを地上から照らし出す。
この日は日没後に市ブランド推進課や同公社の職員、電気業者ら約20人が光の加減を確認。樹木の枝葉や園亭を立体的に浮かび上がらせるため、照明の向きなどを調整した。
11月11日までの点灯期間中、「はこだてMOMI―G(もみじ)フェスタ」と銘打ち、日替わりでミニライブを開催。今年は要望の多かった園亭での茶席を11月3、4の両日午後1時半〜3時まで初めて企画し、各日先着100人に300円でお茶を振る舞う。
同園などによると、昨年は期間中に過去最多の3万4490人が来園した。管理員の五日市昌子さんは「道内でも紅葉のライトアップは珍しく、季節や時間によって異なる表情を楽しんでほしい」と話す。紅葉のピークは11月上旬の見通し。
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