函館市、HPに大間原発への対応特設ページ
update 2012/10/10 10:08
函館市は9日から、公式ホームページで大間原子力発電所(青森県大間町)への対応をまとめた特設ページを開設した。工藤寿樹市長の声明や、会合の内容などを掲載している。
電源開発(東京)が今月1日、建設工事を再開したことを受け、無期限凍結を求める姿勢を内外に広く発信する狙い。
声明では函館が最短23`、晴天時には工事現場が見える至近距離にあることや、世界初のフルMOX原子炉の危険性、海上からのテロへの懸念を示しながら「原発の新設は、福島原発の大事故を起こした我々ではなく、将来世代の判断に委ねるべき」とする工藤市長の見解を掲載している。
同原発をめぐる主な経過も掲載し、今月1日の電源開発訪問、同4日の高橋はるみ知事との会談の会議録も載せている。
特設ページにはトップ画面から入ることができ、メッセージ用のアドレス(bousai@city.hakodate.hokkaido.jp)も掲載して全国からの後押しを求めている。市総務課によると、同原発への対応に関する意見は9日現在で159件寄せられており、うち151件は市長を応援、激励する内容。建設賛成への声は1件のみとしている。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。