輝く未来へ発表の場、佐竹さんが「ダンスワークス・リュミエール」創設
update 2012/10/9 10:39
函館、北斗にあるバレエスタジオで学ぶ生徒らが出演する「チャイコフスキーへのオマージュ」が2013年1月20日、七飯町文化センターで開かれる。各スタジオ出身で、東京や札幌で活躍する人や海外からもゲストを招き、クラシックバレエやコンテンポラリーダンスを披露する。主宰する佐竹道子さんは「発表する機会を作ることで、後身への道筋ができれば」と話している。
佐竹さんは、道南の文化芸術の発展と地域の活性化、そしてバレエ、ダンスに関わる人の物理的、社会的、経済的向上に努めたいと思い、「ダンスワークス・リュミエール」を立ち上げた。リュミエールはフランス語で「光」を意味し、将来プロを目指す子供たちが明るく希望に進んでほしいという願いを込めている。
スタジオの合同発表会ではなく、道南ゆかりの人を交えてレベルの高い舞台を作ることで、子供たちが先輩たちを目指してくれることを願っている。今回の公演は、函館バレエアカデミー、岡島緑バレエスタジオ、バレエスクール北斗の3スタジオから6人が出演する。「白鳥の湖」第2幕から、佐竹さんと岡島緑さんの演出、振り付けで創作した作品を演じる。7日は6人が配役を決めるオーディションに臨んだ。
このほか、新国立劇場バレエ団などで活躍した芳賀望さんなど、東京や札幌などで活躍する11人がチャイコフスキーのパ・ド・ドゥなどを演じるほか、函館出身の平田昌子さんが率いるバンコク・シティ・バレエ(タイ)から3人が来日し、コンテンポラリーを披露する。
会場には聴覚に障害のある人も招待し、舞踊を楽しんでもらう予定という。佐竹さんは「最初の公演が成功し、ジャンルを広げた舞台活動が展開できれば」と話している。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。