親子連れら支援米収穫 アジア・アフリカへ

update 2012/10/7 11:22


 【北斗】食糧難に苦しむ海外の人たちに送るアジア・アフリカ支援米の収穫が6日、市内東前の水田で行われた。秋晴れの下、近郊の親子連れら約50人が参加し、鎌を使って手作業で稲を刈り取った。

 連合渡島地域協議会(荒木敏安会長)や「食・みどり・水を守る労農市民会議」(長谷川義樹議長)の主催で、飢餓に苦しむ人を救うため、10年以上前から続く活動。地元農家の山本隆治さん(59)方から借り受けた25eの水田で5月に作付けした。

 この日は軍手に長靴姿の家族連れらが黄金色に色付いた「ななつぼし」の稲穂を鎌で丁寧に刈り取り、根元を麻ひもで結んで天日干しまで行った。山本さんによると、猛暑で生育は順調に進み、作柄や収量は上々という。

 父親と参加した渡辺稀月(きらら)ちゃん(6)は「初めてだったけどうまく切れた。困っている人にいっぱい食べてほしい」と話した。今後、1カ月ほどかけて残りの面積の収穫と乾燥、脱穀を終え、年内にも収穫した約900`を送る予定。

提供 - 函館新聞社


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