夜の施設に興味津々 カルチャーナイト 工場見学やホタテ解剖体験も

update 2012/10/6 10:23


 文化・教育施設などを夜間開放する「はこだてカルチャーナイト」(実行委主催)が5日、函館市内各所で開かれた。食品工場や公共施設など普段は夜に入ることができない場所を訪れた多くの親子連れが、見学や体験プログラムを楽しんだ。

 初参加4企業・団体を含む38団体が参加。市内27会場で行われた。このうち道南食品(千代台町)では、参加者がキャラメルの製造工場を見学。

 キャラメルが次々と流れる光景に参加者は興味津々。通路にあるボタンを押すと、出来たてのキャラメルが出てくる仕掛けもあり、子どもたちは歓声を上げていた。函館駒場小4年の京谷朱莉さんは「キャラメルが流れてくるところが面白くて勉強になった」と笑顔を見せていた。

 市臨海研究所(大町)では、道総研函館水試(湯川町)の職員が講師となり、ホタテ解剖教室が開かれた。小学生ら約30人が虫メガネやピンセットを使って心臓、外套膜(がいとうまく)、エラを取り除く作業に挑戦。子どもたちはホタテの血液が透明なことや、目が光って60〜80個もあることを知り驚きの声を上げた。函館昭和小5年の戸ノ崎あゆみさんは「ピンセットでホタテの体に触れるところが楽しかった」と目を輝かせていた。

 市役所では、茶席や市電の運転疑似体験、日銀函館支店のブースが設けられたほか、市長室や議場など庁舎内の見学ツアーも。参加者は市長の椅子に座って記念撮影するなどして非日常の体験を楽しんだ。

提供 - 函館新聞社


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