大沼でワカサギ漁解禁
update 2012/10/5 10:23
【七飯】大沼でワカサギ漁が解禁となり、銀色に輝く名物が水揚げされた。初日となった3日は、昨年と比べ少量で、関係者は「水温が下がる今後に期待したい」と話している。
ワカサギの佃煮(つくだに)や筏(いかだ)焼きを製造、販売する「つしま謹製」の対馬義明代表(51)は、午前5時から漁を開始。時折激しく雨が降る中、小型のモーターボートを走らせ、2日の午前中に仕掛けた11カ所の定置網を回った。
この日は、約80`の漁獲量で、対馬代表は「去年の初日と比べると4分の1程度。夏の暑さで、まだ水温が高いことが影響しているかもしれない」と話す。魚体の大きさも4aほどと、例年より小ぶりだという。
水揚げされたワカサギは、すぐに同店へ運ばれ、筏焼きや佃煮に加工される。作業場では、従業員らが、熟練の手つきで竹串にワカサギを刺していく。対馬代表は「大沼は淡水なので、骨が軟らかく食べやすいとの評判」と語る。
漁は来月1日から地引き網漁が始まり、湖が氷結する12月中旬ごろまで続く。
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