五稜郭タワーがピンクに、乳がん検診啓発

update 2012/10/2 10:50


 乳がんの早期発見、早期治療を訴えるピンクリボン運動の一環として、函館市内の医療機関などでつくる道南乳腺疾患研究会(代表世話人・木村純市立函館病院長)は1日、五稜郭タワー(五稜郭町43)をシンボルカラーのピンク色にライトアップし、検診の大切さを呼び掛けた。

 タワーのライトアップは今回3回目で、10月のピンクリボン月間初日に合わせて行っている。

 この日は午後6時に点灯を開始し、同研究会の関係者や啓発グループのメンバーがタワーに集まり、淡いピンク色に照らされたタワーを見守った。

 ライトアップに先駆けて、渡島保健所、市保健増進課の職員と、ピンクリボンin函館実行委員会「チームピンク」のメンバーが市内本町の繁華街でチラシを配るなどして啓発活動を実施した。

 同委員会の川村佳子代表は「ライトアップを見て受診のきっかけになれば」とし、木村院長は「がん治療は早期発見、早期治療が大事。そのためにも検診を受けてほしい」と話した。

 全国各地でも同様の取り組みが行われ、市内では国立病院機構函館病院(川原町)も趣旨に賛同し、建物をライトアップした。

提供 - 函館新聞社


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