上ノ国で風力発電着工

update 2012/9/26 11:21


 【上ノ国】電源開発が100%出資する「ジェイウインド」(東京、林田博社長)は25日、上ノ国町夷王山(標高159メートル)で手掛ける、国内最大級の風力発電事業の着工式を行った。風車12基(出力計2万8000キロワット)で、2014年3月の営業運転開始を目指す。

 建設場所は夷王山の八幡牧野内で、発電所名が「上ノ国ウインドファーム」。風車1基の最高地点は127.5メートル。2005年から各種調査が始まり、総事業費は90億円台という。

 着工式では関係者50人が神事に臨み、工藤昇町長は「自然再生エネルギーが見直されているときに、まさに追い風であり、一日でも早く北海道と国内へ電力が送られることを期待したい」と祝辞を述べた。

 工事は約1年かけて基礎作り、新年度に風車の部品組み立てなどの予定で、各地からの海上輸送で江差港を活用する。同社が手掛ける風力発電事業は、上ノ国町を含めて国内20地点となり、完成すると総出力が40万860`hになる見込み。

提供 - 函館新聞社


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