JRに「北斗函館」要望、新駅名で北斗市長ら

update 2012/9/25 10:49


 【札幌】北斗市の高谷寿峰市長、池田達雄市議会議長らは24日、札幌市のJR北海道本社を訪れ、北海道新幹線新函館駅(仮称)の名称を「北斗函館駅」とするよう要望した。

 要望活動には高谷市長らのほか、北海道新幹線建設促進・地域振興調査特別委員会(水上務委員長)の委員8人、北斗市商工会の宮崎高志会長、市観光協会の佐々木博史会長が出席。同社の菅野光洋常務取締役・新幹線計画部長らが応対した。

 要望書は市長と議長の連名で、「北斗」の名称を入れることを望む声が市民からも多く、市議会においても所在地が明確となる要望名称を決議したと経過を記載。「全国の新幹線駅名でも、所在地以外の市町村名を付した駅が1カ所しかなく、2つの市町村名を付した駅名でも、ほとんどは最初に所在地名が付されている」とし、「北斗函館駅」での決定を求めた。

 さらに、新幹線開業を最大限に周知し、開業効果を波及させるため、早期の駅名決定が必要と求めた。

 応対した菅野取締役は「地元の意向は分かりました」と述べた。

 高谷市長らは、同社訪問の後、鉄道建設・運輸施設整備支援機構北海道新幹線建設局を訪問し、JRへの要望内容を報告した。

提供 - 函館新聞社


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