ホテルひろめ荘 新感覚トンコツ「縄文拉麺」好評

update 2012/9/23 10:59


 「ホテルひろめ荘」(函館市大船町832)に隣接する「南かやべ保養センター」の軽食コーナーで、8月から販売している「縄文拉麺(らーめん)」(750円)が好評だ。南茅部産マコンブとスルメイカの風味を凝縮した新感覚のトンコツスープが特徴。開発した同ホテルスタッフの山田貴久さん(45)は「南茅部の新名物になれば」と期待している。。

 臼尻町出身の山田さんは、「新横浜ラーメン博物館」(横浜市)に10年務めながら、全国3000店のラーメン店を食べ歩いてきた。昨年11月、地元に戻って同ホテルに勤め始めた時、「自分の経験と知識を生かし、魅力ある南茅部を活性化できれば」と考えた。。

 そこで、「縄文時代にラーメンを作ったらどうなるか」との遊び心で開発に着手。「沖ではコンブが採れる。まきを燃料にたいた火は沸騰し、スープは白く濁る…」と想像を巡らせた山田さん。半年間、休日や仕事後の時間を使い、試行錯誤を重ねた。。

 そうして生まれたのは、くせのないシンプルな一品。焼いたイカをアクセントにした「とんこつコンブ」スープはまろやかで、中細ストレート麺や、チャーシュー、メンマなどとよく絡む。山田さんは「ラーメンのうまさはスープ、麺、具のバランスで決まる。その三位一体を追求した自慢の味」と自信をのぞかせ、「これを基本形に、今後バリエーションを増やしたい。ぜひ一度食べてほしい」と呼び掛けている。。

 土日それぞれ50杯限定で販売。午前11時〜午後7時。来場には同ホテルへの入浴料がかかる。

提供 - 函館新聞社


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