イベント盛況 駅前活気
update 2012/9/23 10:59
函館市若松町の函館朝市協同組合連合会で22日、「函館朝市市民感謝祭」が始まった。また、大門グリーンプラザ(松風町)と函館朝市第一駐車場では、道内外のご当地グルメが集結する「はこだてグルメサーカス」(実行委主催)もスタートし、函館駅周辺はグルメやイベントを楽しむ市民や観光客でにぎわった。両イベントは23日まで。
日ごろの利用に感謝する「函館朝市市民感謝祭」では、この日のみの特別企画としてマグロの解体ショーが行われた。戸井産で41`のマグロが職人の技で解体され、格安販売された。
大きなマグロが置かれた藤田水産では、午前9時の開始前から市民や観光客が集まった。大きな包丁で手際よく赤身、中トロ、大トロと分けられる様子に拍手が起こり、約20分で終了。100〜200c(100c500円から)でパック詰めされ、次々と売れた。
頭とカマを買い求めた市内日吉町の男性は「この部分が最もおいしい」と笑顔。滞在先のホテルでイベントを知ったという香港の男性は、買った大トロを特別に切ってもらい、「ツナ、オイシイ」と大満足の様子だった。
このほか、特売品コーナーでは毛ガニの浜ゆでを1杯980円(100杯限定)などで販売。特設のいけすでは100杯限定の「活イカ釣りコーナー」(1回100円)、特設会場では北あかり詰め放題(1回200円)などが行われた。
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函館市制施行90周年記念事業の一環として行われた「はこだてグルメサーカス」は、道南や東北、函館空港とつながる東京、名古屋、大阪のほか、開港都市、姉妹・友好都市の118ブースが集まり、各地の名産品が並んだ。
食をテーマとした大規模なイベントは函館で初めてとあり、午前10時の開幕から大勢の人で混雑し、名古屋のみそ串カツや、米沢牛の串焼きなどに長い列ができていた。 函館市元町の主婦須藤法子さん(27)は「暑い中並んだのは大変だったが、一度食べたかった飛騨牛コロッケが買えてうれしい。駅前や大門地区がにぎわうイベントは、もっと企画してほしい」と話していた。
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