ユニバーサル映画祭あす開幕 高校生が音声ガイドや字幕に挑戦 本番へ準備着々と

update 2012/9/21 10:03


 【北斗】第7回北海道ユニバーサル上映映画祭が22、23の両日、北斗市総合文化センターで開かれる。高校生向け公開ワークショップ(23日午後1時)で映画の音声ガイドを体験する上磯高校放送局の生徒が19日、同校でアナウンサーから講習を受け、本番に向け準備を整えた。

 音声ガイドは、映画上映中、視覚障害者向けにせりふ、ナレーター以外で情景や役者の動きなどを説明する副音声。ワークショップで同局は、上映作品「北大ショートフィルム」3部作の1作「銀杏の樹の下で」(島田英二監督)の音声ガイドに挑戦する。

 講習では、函館市内のケーブルテレビ放送局・ニューメディア函館センター(NCV)放送部の木村優佳さんが講師を務め、局員8人が受講。木村さんは映画祭で同作品の音声ガイドを担当し、原稿の読み方や文章の区切り方などを指導した。生徒も映像に合わせて原稿を読み上げ、木村さんのアドバイスを受けながらレベルアップを図った。

 同局の岡井厚子局長(3年)は「修正すべき点が改善できて良かった。本番はビシッと決めたい」と意気込みを見せ、顧問の倉部英利子教諭も「良い経験になったはず。成果を期待したい」と話していた。

 このワークショップでは、函館水産高校のボランティア部も日本語字幕を画面に付けるオペレーターを体験する。

 同映画祭実行委は、22日午後4時40分上映の「しあわせのパン」観賞者先着200人にパンをプレゼントする。

提供 - 函館新聞社


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