新函館開業PR 今年はロングラン 新幹線対策促進機構、16日から東北・関東で活動
update 2012/9/14 10:09
函館商工会議所や市などの関係団体でつくる「北海道新幹線新函館開業対策推進機構」(会長・永井英夫商工会議所副会頭)は、今年も16日から東北と北関東地区で新幹線駅開業と函館観光のプロモーション活動を開始する。PR用に新たに冊子も作製。開業後の観光面での広域連携を視野に入れ、青森市と弘前市の情報も掲載した。
同機構によるプロモーション活動は3年目。新幹線開業後の時間短縮効果が大きい東北から北関東地域がターゲットで、百貨店などで行われる北海道物産展に合わせて展開する。
16、17日の栃木県大田原市を皮切りに、来年1月30、31日まで岩手、宮城、埼玉、東京、福島県などを訪れる。前回は8都市、通算13日間だったのに対し、今回は11都市、通算21日間にわたって実施する予定。
配布する冊子は、「函館・青森・弘前 冬めぐり旅」。昨年までは函館の情報のみだったが、開業後の広域連携を見据え、青森、弘前両市の観光情報も掲載。A5判カラー16nで、1万1000部を発行した。同機構は「函館だけではなく、青函の魅力をアピールすることで開業効果を高めたい」と話している。
同機構はプロモーション活動に力を入れる一方、7月には青森県の取り組みを学ぶ勉強会「新幹線開業はこだて魅力創造ゼミナール(はこゼミ)」を開講。市民の機運を高めるとともに、開業後のまちづくりの担い手を養成する事業も展開している。
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